INDIBA® CONVENTION

インディバ®・コンベンション

第20回(2021年)

更新日:2022/01/07

抄録

01-ER200 「スカルプチャ―」使用の施術結果
インディバサロン新宿 矢吹 美槻 氏
インディバサロン新宿 石井 富久美 氏

 当サロンでは主に女性のお客様を中心にボディラインへのアプローチを行っております。その中でも特にお悩みが多いのが脚のセルライトや浮腫みになります。  そこで今回、最新RESツール「スカルプチャー」を使用し、セルライトや浮腫みに特化したメニューを作りました。
 それにより、短時間の施術で高い効果を発揮することが可能となり、さらにサロンメニューの単価アップやお客様への満足度アップにつなげております。今回は、私たちが考案したメニューの紹介と施術結果を発表させていただきます。

02-月経随伴症状に対するインディバ®効果について
新潟医療福祉大学
中村 雅俊 氏

 月経随伴症状とは月経前や月経中に下腹部痛に代表される身体症状やいらいらなどの精神症状、普段と異なる社会生活となる社会的症状に代表される症状である。これまでこのような月経随伴症状に対して、インディバ®介入有用性については多く経験することであったが、科学的に検討したものは見当たらない。
 今回は,このインディバ®が月経随伴症状に対してどのような効果があるか、一般的に用いられる温熱療法の一つであるホットパックとの比較した成果を紹介する予定である。

03-INDIBA®ACTIV CELL THERAPY 細胞からカラダを整え、カラダを動かす
INDIBA®ACTIV インストラクター

 INDIBA®ACTIVは急性期~慢性期・術後の治療目的や、コンデショニング、リカバリー、美容目的まで様々な分野で活用されています。
 なぜ世界のトップアスリートからINDIBA®ACTIVが選ばれるのか?愛されているのか?細胞から整えるからこそ、施術の質は大きく変わります。INDIBA®の0.448MHzの電流でしか出来ない「細胞レベル」からのアプローチや施術のヒントをインストラクターからご紹介します。

04-INDIBA® SURPRISE ストレスと免疫力
株式会社インディバ・ジャパン
代表取締役会長 山口 祐司&インストラクター

 2019年12月初旬に、新型コロナウイルス感染が報告されてから、今年で約2年が経ちました。感染報告から、わずか数カ月ほどの間にパンデミックと言われ、世界的な流行になり、今もまだ、感染対策や自粛生活など通常通りの日常が過ごせず、ストレスを抱えている人が多いのではないでしょうか。そして、免疫力についても気にされる方が増えてきたように思います。
 そこで、今回は、ストレスと免疫力をテーマに発表したいと思います。施術方法のご紹介は「インディバ®」の特徴でもある体内温暖化を目指す施術のご紹介です。

05-選ばれる美容家を目指して
日本成人病予防協会
鈴木 清英 氏

健康管理士一般指導員/文部科学省後援/健康管理能力検定 1級・2級・3級 上記の資格取得に向けた受講説明会について話します。
■健康管理や予防医学では唯一の文部科学省などの公的資格を取得して安心・安全・信頼の高いサロンとして「お客様に選ばれる美容家を目指しましょう」
■健康管理や予防医学では唯一の厚生労働大臣指定講座で正しい最新の健康学習を取得して、インナービューティー「身体のうちから美しさを創る」メカニズムを解りやすく、お客様に寄り添ってお伝えする「お客様に選ばれる美容家を目指しましょう」

06-INDIBA®とハンドマッサージによる二の腕痩身メソッド
ゴールデンクラブ関西
美活サロンここあ 白石 知里 氏
La vie a Sante 近藤 智子 氏
Rana hati 森 美保 氏
Esthe Room ブーケ 加藤 美紀 氏

 女性の永遠の悩みである二の腕。足は細くても二の腕だけふくよかで気になる方も多くいらっしゃいます。
 そこに直接アプローチできるINDIBA®とリラグゼーション効果のあるハンドマッサージを使っての効果的な痩身方法とそれによる結果を発表いたします。

07-インディバ®・アクティブの深部加温の有効性における研究
順天堂大学 保健医療学部 理学療法学科
順天堂大学大学院 スポーツ健康科学研究科
宮森 隆行 先生

 超音波画像診断装置を用いてインディバ®・アクティブの深部加温における有効性と筋組織の硬さ(筋硬度)と血流改善の効果についてより客観的に評価を行った。
 筋組織の走行に沿っての評価が可能となった事で今後治療の経時的変化がより分かりやすく表現できることは、今後臨床での活用に非常に大きな一歩であると共にインディバ®・アクティブ施術を受けるトップアスリートにとってもより正確に治療目標を設定しやすくなったと言える。

08-顔面外科手術後のうっ血等に対するインディバ®の効果
(株)あらかき美容医学研究所
新垣 弘美 先生

【目 的】
形成外科は特に顔面に関する外科的治療を得意とする分野である。しかし顔面のうっ血や腫れが長期化すると患者のQOLに支障があり、手術への抵抗は大きい。術後の腫れやうっ血が顕著であった患者に対し、インディバ®高周波治療器を用いて早期改善を行なった症例を報告する。
【方 法】
眼瞼下垂術、耳介軟骨移植隆鼻術を受けた患者で、うっ血や腫れの早期改善を希望する患者を対象。術後3日経過後、止血の確認と医師の承諾を得てインディバ®CAP低出力施術開始。抜糸までの3~5日、3~5回の施術を行う。施術範囲、施術開始時期、年齢層を比較検討した。
【結 果】
抜糸までに腫れやうっ血の満足度が得られた。うっ血部分に限定した施術より広範囲の施術の改善率が良好であった。術後からインディバ®施術開始時期が遅れるほどうっ血色の改善率は低下した。高齢になるほどうっ血や腫れの改善まで回数を要した。
【考 察】
眼瞼下垂術は全員症例において腫れ・うっ血が生じ、特に2週間は症状が強く、見た目が落ち着くまで3週間以上を要する。耳介軟骨移植隆鼻術は軟骨切除の耳介も含めて広範囲にうっ血が生じ、見た目が落ち着くまで同様に3週間以上を必要とする。止血確認後、速やかにインディバ®施術を行うと血流改善と組織修復力促進により、うっ血・腫れが約2週間で改善し患者満足度が得られる。手術箇所のうっ血・腫れの部位に限定せず、広範囲にインディバ®施術を行うとうっ血の広がりの抑制が可能である。
【まとめ】
顔面への外科的治療後のうっ血や腫れに対し、止血後速やかにインディバ®低出力CAP温熱マッサ―ジを施すことによってダウンタイムを短くすることは可能である。

09-自転車競技、競馬騎手、陸上競技、etcにおけるインディバ®施術使用例
エンネ・スポーツマッサージ治療院 院長
中野 喜文 氏

 2000年代はじめから、欧州スポーツ医療を発祥とし世界的に重要度が増しているインディバ®・アクティブ。 0.448MHz高周波におけるその有用性は、2008年の日本上陸後において、発展を続け、国内の様々なスポーツシーンにおいてアスリートやセラピストに支持されるようになり、現在も発展を続けています。 普及が進むにつれ感じるのは、各競技における特性の違い(動作、疲労部位、怪我の好発部位、競技環境、競技スタイル)においてインディバ®・アクティブの使用方法や役割が異なることです。
 各スポーツのスポーツメディカルシーンにおいて、 インディバ®・アクティブをどのように活用するか。 そこには競技における施術スタイルごとに理解と工夫が必要です。
 エンネ・スポーツマッサージ治療院において、最近関わる機会の多いスポーツ、自転車競技、陸上競技、競馬騎手などにフォーカスし、活動報告と合わせてその使用例を紹介します。

10-五輪期間中におけるインディバ®・アクティブの活躍~スポーツ現場でのコンディショニングテクニック~
自衛隊体育学校
太田 曉央 氏

 レスリング男子フリースタイルトレーナーとして東京五輪に帯同、五輪大会と各種大会、合宿時における選手のコンディショニングサポート内容を紹介いたします。
1、レスリング競技の特性と障害の特徴
2、インディバ®活用方法とそのテクニック紹介
3、東京五輪の舞台裏

11-老化と老化関連疾患に対する予防医療
医療法人社団健若会 東京予防医療クリニック 院長
森 吉臣 先生

 新型コロナ感染症の重症者に高齢者と持病保持者が多いが、その背景には自己治癒力低下があり、感染症に打ち勝つパワーが不足しているのです。2019年にWHOが行った国際疾病分類の改定で、老化関連疾患として癌、認知症、心筋梗塞・脳梗塞を指定し、これらの発症には老化が関わるとした。自己治癒力低下を放置したままで、ワクチン開発だけに集中するのは本末転倒ではないか?世界の医学界では抗老化医療が重要な研究分野となり臨床応用が始動している。
 本日は当院での「老化と老化関連疾患の予防プログラム」について紹介したい。