ANIMAL HEALTH
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TESTIMONIALS
導入事例
調教で攻められる。なくてはならない機器
栗東・佐々木晶三厩舎
G1勝利馬を何頭も輩出する名門・佐々木厩舎では、
筋緊張緩和目的で追切前日と翌日に「インディバ®」を使用することが多く、
コンディションを整える上で重要な存在に。
「インディバ®」が、今や強い馬づくりの大きなパートを担っています。
栗東・
佐々木晶三厩舎
現在の使用方法、施術頻度は。
中殿筋や大腿二頭筋の筋緊張緩和を目的に、追切の前日と翌日に使用することが多いですね。だから週に二日ということになります。時間は部位ごとに10~15分くらい。古馬はケガの予防と疲労を残さないために施術していますが、新馬の場合は追い切りや日々の調教で、筋肉に硬さが出た時のみ使っています。
導入前と後で「インディバ®」の印象は変わりましたか。
もともと栗東の診療所で試した時、馬の筋緊張が緩和されるのを実感して導入したのですが、当初は施術するのが大変な機器だと思っていました。ですが大変さに見合うだけの効果があり、調教でも手加減せずビシビシ攻めることができています。今ではなくては困る機器になりました。馬の状態では筋肉が柔らかくなることで、関節の可動域が大きくなり、楽に走れるようになります。そして疲労が少ない状態になるので、馬体全体で前後左右のバランスがとりやすくなるのを感じます。
施術した中で特に印象的だった例はありますか。
四肢のバランスが悪く、手前を変えるのが上手でない馬に施術を続けていたところ、次第に左右の筋肉の動きが整うようになり、手前も上手に変えるようになっていきました。バランスが良くなって真っすぐ走れるようになったことで能力的にも目に見えて向上し、大きな変化でしたね。
今後の活用方法について。
強い馬をつくるには、調教で強い負荷をかけていかねばならないなどリスクも伴いますが、「インディバ®」はリスクの部分を軽減してくれるという実感があります。疲労が溜まりにくいバランスが良い馬をつくるため、「インディバ®」をこれからも存分に活用していきたいですね。
治療費軽減に役立ち、経済効果も大きい
園田・田中範雄厩舎
調教師として兵庫県競馬において歴代最多勝となる2000勝を挙げている田中調教師。
同じく厩舎を開業しているご子息から聞いて導入した「インディバ®」は、
当初抱いていたイメージより広く活用できる感触を得て、今後の勝利にも大いに貢献してくれそうです。
園田・
田中範雄厩舎
「インディバ®」はどんな経緯で知ったのでしょうか。
調教師をやっている息子から教えてもらいました。左前靭帯を故障していた馬が、施術を受けてレースに復帰し、再び活躍していると聞いて、そんな機器があるのかと思ったのが導入のきっかけです。
現在はどのような使用サイクルになっているのでしょう。
一頭あたり2週間に一度、背中と腰に施術することが多いです。時間は片側20分ずつでトータル40分くらい。馬も温かさが心地良いのかおとなしくしてくれていますよ。ただ新馬のような、初めて施術する馬の場合は、イヤな思いをさせないよう、細心の注意を払っています。
施術による変化は感じ取れますか。
筋肉をほぐす機器というイメージで使い始めたのですが、骨膜にも効果が感じられたので、もっと幅広い症状に使えるのではと感じています。これまで厩舎で行っていた筋肉注射やもみ針を行うことがほとんどなくなり、治療費も安くなりました。施術で馬が活躍してくれて、治療のコストが下がるので厩舎経営での経済効果も大きいですね。
印象に残る施術例はありますか。
骨膜の話をしましたが、骨膜が悪化してしまい競争能力がどうなるかという馬がいたのですが、「インディバ®」で施術するようになって徐々に歩様が良くなり、今ではレースに出場できています。効果のある機器なのだということを改めて認識しました。今後はサラブレッドにとって“不治の病”ともいわれる屈腱炎でも使用してみたい。これまでよりもめざましい回復が見込めたり、回復までの時間が短縮されたりするのではと(屈腱炎は治癒まで半年~1年以上かかることが多い)、希望をもって活用していきたい。それだけのポテンシャルがあるのではと感じさせてもくれる機器です。
調教師から施術を依頼されることも増えている
株式会社フォレストヒル
2016年、淡路島に設立されたフォレストヒルは、
全長1,100mの坂路コースを備えている育成牧場です。
「フォレストヒルに預ければ心配いらない」と言われることを目標にしており、
頼られる施設への“武器”として、「インディバ®」の利用度は高まっています。
株式会社フォレストヒル
現在の使用方法、施術頻度は。
一頭当たりの施術時間は一週間に2、3回で時間は10~15分ほどです。負担がかかる背腰に使用することが多いのですが、馬の状態によっては首や肩に施術します。また、非熱でソエや屈腱(写真は屈腱炎への施術中)へ施術することもあります。
施術後の変化は感じられますか。
一度の施術で劇的に改善されることはないのですが、馬のコンディションに合わせて施術を重ねていくことで、徐々に改善していくのを感じます。また、調教前施術で硬い馬に施術すると体の硬さがほぐれ、調教騎乗員から「スムーズに調教に入れる」と高評価です。一時的ではありますが「インディバ®」効果かと思います。
諦めていた馬が非熱で回復
印象に残る症例はありますか。
前肢の種子骨がスカスカ(種子骨炎)になってしまった馬に、長期間非熱で施術していったところ、状態が良化していった例があります。サプリメントなども使用していたので、「インディバ®」だけでの効果とは言えませんが、回復促進に役立ってくれたと感じています。調教騎乗員も半ば諦めていたので、良化したことにとても喜んでもらえました。また最近では「インディバ®」の知名度も上がってきており、調教師から「施術してほしい」と言われることも増えてきました。
今後の活用方法について。
他の育成牧場であまり使用していない機器を使いたいと思っていたところ、「インディバ®」の評判を聞いて導入を決めました。実際に使用してみるとさまざまな症状に使用可能なので、どんどん活用していきたいですね。そしてこれまでのインディバ®施術データを活用し、効率よく効果が上がるよう施術を工夫して、レースで結果を出せる馬を増やしていきたいです。
他の機器と比べて効果が出やすいと思う
栗東・上村厩舎
G1レースを含む重賞10勝を挙げるなど騎手として活躍し、一昨年調教師となった上村氏。
開業年10勝、昨年は19勝と順調に勝利数を伸ばす一助となっているのが「インディバ®」。
今年は2台体制となる予定で、さらなる飛躍が期待されます
調教師
上村洋行 氏
(今回は馬に施術してもらいながらお話をうかがいました)
馬が気持ち良さげに見えますね。
じっとしていますしね(笑) 「インディバ®」の施術をしていると、馬が身体を預けてくるような姿勢になることもあります。不快な思いをしていたらそうはなりませんので、気持ちがいいのだろうなと思います。施術する側からすると、たとえば背中への施術の場合、通電させると背中の筋肉がヒクヒクっとすることがあるので、効いているなという実感がありますよ。
どんな経緯で導入されたのですか。
外厩の牧場で施術しているのを見たりしていて、他の機器類より効果が分かりやすそうだなとは思っていました。試用させてもらって、明確に効果が表れることを実感して、所属馬の体調管理や能力を引き出すのに活用できそうだと思い、導入を決めました。施術前に触ると、馬が痛がって身体を動かしたりしていたのに、施術のあとはそのような反応をみせなくなるなど、「ほぐれたんだな」と思わせてくれることも多いですね。
施術のあとは感触が変わる
どのくらいのペースで施術しているのですか。
馬にもよりますが2日に一回とか。ただ同じ部位に施術するのではなく、筋肉の状態を確認しながら、部位は変えています。どこから施術していくかも、馬のコンディションを整えて、能力を発揮させるためにとても大事なことだと考えています。実際に施術前と施術後では、乗ったときの背中の感触がまるで違っていて、「インディバ®」の効果をこちらが体感することもたびたびあります。今年はもう一台導入して、馬にとってより良い厩舎環境を築けるようにしていきたいでね。
あ、この馬はもう目がトロンとしてきちゃいましたね。気持ち良さで眠くなっているのでしょう(笑)