INDIBA® CONVENTION
インディバ®・コンベンション
第16回(2017年)
更新日:2017/11/30
抄録
- 01-元気な老後を過ごすための下肢ケア~ハンドレスとバンドレスを活用した簡単ストレッチ~
- 02-インディバ®によるリハビリの一例
- 03-INDIBA® activ Cell Therapyの 可能性と活用方法
- 04-競走馬への インディバ®施術の可能性
- 05-エステティック市場激変の今、 お客様が望むものは!?
- 06-運動器疾患に対するインディバ®・アクティブの 施術効果について
- 07-パラ水泳日本代表チームにおけるインディバ®の活用
- 08-美手
- 09-お客様を一生涯のパートナーに ~インディバ®・サロン その価値の伝え方~
- 10-脂肪吸引術後におけるINDIBA®の有用性
01-元気な老後を過ごすための下肢ケア~ハンドレスとバンドレスを活用した簡単ストレッチ~
Medical care salon緩和(ゆるわ) 代表 細野 詠子 氏
山口会長より「ロコモ予防に力を注ぎ健康寿命と寿命の差を短くしていくことが重要である」と日頃よりご教示いただいています。
高齢者へ上半身のみ施術を行うことで、「下半身が重い、足がついてこない」などの声がありました。その問題を解決するため、限られた時間の中で下肢筋力を維持・向上させていくためにと5年前より10分程度の下肢ケアを行っています。その結果「足が軽くなった、歩くのが早くなった、むくみがなくなった」などの声を聴くことができました。
今回は、高齢者への施術による注意ポイントと、当店で実施している下肢ケアをご紹介できればと考えます。
02-インディバ®によるリハビリの一例
もんやま整骨院・はり灸院 門井 浩樹 先生
医療法人社団洪泳会 東京洪誠病院 放射線科放射線専門医 杉原 康朗 先生
もんやま整骨院・はり灸院では、施術の補助と美容部門拡張の目的で9年前にインディバ®を導入しました。現在ではこれに加え、インディバ®・アクティブセラピーによるアスリートのケア、高齢者のロコモティブシンドローム対策など患者様の多様なニーズに合わせた施術で反響を得ています。
今回は、当院での取り組みのひとつ、インディバ®によるリハビリの中から「頸髄損傷による四肢麻痺への治療(CURE)と緩和(CARE)」を、実際に施術を受けられた患者様であるドクターと一緒に発表する事で、皆様の日々の施術の一助になれば幸いと考えております。
03-INDIBA® activ Cell Therapyの可能性と活用方法
株式会社インディバ・ジャパン インストラクター
「INDIBA ®activ」の効果を最大限に引き出せていますか??? 「INDIBA®」の様々な研究を元に、「INDIBA®activ」をより効果的に、より効率的に行う施術やタイミングなど活用方法をご紹介します。多様な「INDIBA®」の有用性を理解し、施術のヒントにしていただければと思います。
04-競走馬へのインディバ®施術の可能性
京都大学大学院 医学研究科 人間健康科学系専攻 運動機能開発学分野 田代 雄斗 先生
競走馬は平地(芝地、砂地)または障害コースにおいて走行する能力を競うために改良され、飼育されている馬である。競走馬の馬体重は平均500kg程度、レース中の走行スピードは60km/hともなるため、トレーニングやレースによる身体への負荷は大きい。レース前にはコンディショニング目的、トレーニング・レース後には疲労回復目的、さらには屈腱炎、飛節・球節関節炎、疲労骨折などの疾患を発症した際には回復促進など、インディバ®施術には様々な可能性があるため、それらを紹介します。
05-エステティック市場激変の今、お客様が望むものは!?
株式会社インディバ・ジャパン 代表取締役会長 山口 祐司
インターネットの普及をはじめとして、さまざまな情報が簡単に得られやすくなった現在、お客様のエステティックについての知識量も、10年前とは比較できないくらい増え、エステティックに対する要望も「癒し」「美しさ」を求めるだけでなく、「健康で美しく」へ、さらに社会の変動にともない「健康寿命の延伸」「QOL(生活の質)向上」をも求めています。
「インディバ®」の相乗効果を考えると、より一層幅広い有用性が期待できるのです。これが「便宜性」なのです。多彩な領域で有用性が評価されている「インディバ®」を活用されている皆さまにとっては、今こそチャンスなのです。
改めて「インディバ®」の優位性、チャンスを最大限に生かす「便宜性」についてお話します。
06-運動器疾患に対するインディバ®・アクティブの 施術効果について
京都大学 医学研究科 人間健康科学系専攻 横田 有紀 先生
腰痛は発生頻度の高い病態であり、60~80%の人が少なくとも一度は腰痛を経験したことがあると言われています。腰痛診断の大多数は原因が特定できない非特異的腰痛であり、中でも3か月以上継続する慢性非特異的腰痛が多いとされています。温熱療法とエクササイズとの併用は慢性非特異的腰痛の有効な治療手段として知られており、深部加温を可能とするインディバ®・アクティブは腰痛治療の一翼を担うと考えられます。
我々の研究チームの研究成果と共に、インディバ®・アクティブが腰痛を始めとする各種運動器疾患の治療において果たす役割と、その可能性についてお話いたします。
07-パラ水泳日本代表チームにおけるインディバ®の活用
日本パラリンピック委員会専任トレーナー(水泳)
東京スポーツレクリエーション専門学校専任教員 小泉 圭介 氏
パラリンピックで行われる水泳競技は、運動機能障害(四肢欠損・脊髄損傷など)、視覚障害、知的障害という様々な障害が対象となる競技である。
現在の日本代表チームについては、身体障がいの中では先天性の前腕欠損が4名と特に高い割合を示している。我々は昨年から陸上でのトレーニングについて様々な取り組みを行っており、とくに前腕欠損に対してはトレーニング用の義手を積極的に使用してプログラムを立案実施している。これら前腕欠損をはじめとした四肢欠損の選手では、広背筋を初めとして様々な身体的条件の左右差が認められる。しかし、泳動作はほぼ全ての動作において左右対称な動きを基本としており、筋力や可動域等の左右差を軽減することは高いパフォーマンスを発揮するうえで当然重要となる。
今回は、主に四肢欠損の選手に対するインディバ®の活用とトレーニングとの連携を概説する。
08-美手
株式会社インディバ・ジャパン インストラクター
2017年は、通常のメニューに取り入れやすい、まだインディバ®を受けたことのない方や、キャンセルが出た時に取り入れやすいクイックメニューをテーマに、顔・下肢・二の腕の施術を定例講習会でご紹介させて頂きました。その中でも、今回は二の腕『美手』をご紹介します。
短時間でインディバ®の良さを実感して頂く事で、美容はもちろん医療や治療の現場でも取り入れやすいメニューになります。
09-お客様を一生涯のパートナーに ~インディバ®・サロン その価値の伝え方~
予防美容Lourdes(ルルド) 代表 駒澤 由香 氏
「INDIBA®」:0.448MHz この魔法のような周波数には高い付加価値があり、多様な施術でのメニュー展開と集客が可能です。にもかかわらず繁盛しているサロンとそうでないサロンがあります。その違いは「イメージ力」と「伝え方」。
戦略や仕組みも大切ですが、いつの時代もお客様は、個人と真摯に向き合ってくれる施術者とサロンを求めておられます。さて、それは具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか?
お客様の心に響く“サロンメソッド”をお伝えします。
10-脂肪吸引術後におけるINDIBA®の有用性
Mods Clinic
院長 長野 寛史 先生
看護師 髙木 久美子 氏
脂肪吸引は美容外科手術の中でも人気が高く、最も多く行われている施術の一つになっている。術後には必ず内出血や浮腫、硬縮(皮膚の引き締まり)といったダウンタイムが生じる。このダウンタイムは時間の経過と共に必ず改善するものであるが、インディバ®を使用する事により症状を軽減させ、回復を早める効果がある。
院では術後直後よりインディバ®を取り入れダウンタイムの早期回復、リラクゼーションを含め術後の状況に応じたケアを提供することにより、患者様の満足度アップにつながっている。